"Smart View"の追加

こちらもあまり知られていなさそうなので書いておこう。というかググっても9件しかヒットしない位マイナーな機能ぽいので。


iTunesの「スマートプレイリスト」やWMPの「自動再生リスト」は、”最近聞いていない曲”とか”評価の高い曲”、のように、ある一定の条件を満たすようなプレイリストを作成してくれるのですが、実はWinampにも「Smart View」という同等の機能があるのです。

"Media Library"左側の"Local Media"という所に"Most Played(=もっとも再生した曲)"などが並んでいると思うのですが、これらを自分の好みに追加・カスタマイズすることが出来るのです。

"Local Media"上で右クリックすると「Smart Viewの追加」が出てくるので(日本語化してれば、ね)、そこから細かい設定を行えます。

選択できるフィールドの種類は、

・ファイルの種類(オーディオ or ビデオ)
・ファイル名
・再生時間
・アーティスト
・アルバム
・タイトル
・トラックNo.
・ジャンル
・年代
・コメント
・ファイルサイズ
・最後に再生した時間
・rating(評価)
・再生回数
ビットレート

などなどです。当然、あらかじめタグ情報を設定しておく必要がありますがね。


んで、上の画像は「2005年」「2004〜2000年」「1990年代」を追加してみたところです。ついでに"Video"の項目を削除しますた(動画再生は他のプレイヤーを使うので)。

説明のために「90年代」を選択して、ratingが高い順に並び替えてみたのですが…orz


ちなみに、上の設定はそれぞれ「Advanced Editor」の「クエリ」欄を以下のように設定しました。

「2005年」
year = 2005 & !(year isempty)

「2004-2000」
year < 2005 & year >= 2000 & !(year isempty)

「'90年代」
year < 2000 & year >= 1990 & !(year isempty)

こいつを応用すれば、”年代別で評価(rating)の高い曲”をピックアップしたり、逆に”評価は高く設定してあるけど、1ヶ月以上再生してない曲”といったように選曲することが出来ます。